マレフィセントから考える「真実の愛」とは?

プリンセスの話として知られる眠れる森の美女の、悪い魔女のマレフィセントを主役とした映画です。

強く優しいはずのマレフィセントがどうして悪い魔女になったのか、それをマレフィセントの視点から映像化したことで知っているはずの眠れる森の美女の印象は180度違ってきます。

見た目は真っ黒でいかにも魔女といった風貌のマレフィセントですが、だからこそ誤解をされやすいということもありますね。

愛した人に大切な翼を奪われたマレフィセントは、愛が憎しみに変わった時に愛した人の娘に、死の眠りにつく呪いをかけてしまいます。

ですがずっとそばでオーロラ姫を見守っているうちに、マレフィセントの中で少しずつ何かが変わってくるんですよね。

このちっぽけな憎らしい人の子どものはずなのに、何故だか目を離せなくなってしまいます。

マレフィセントはそばで見守っているうちに、育ての親としてすっかり心は母親になってしまっていたんです。

そこからは想像できてしまいましたが、マレフィセントのキスで目を覚ましたオーロラ姫を見た時には、私も一緒に泣いてしまいました。

自分にも子どもがいますが、生んだだけで親になれるわけはありません。

一緒に時間を過ごして育ててきて、それで親になるんです。

ですから一緒に暮らしていなかった王ではなく、マレフィセント自体にオーロラ姫も母親のようになついています。

見返りを何も望まない、純粋な愛情って、この二人の関係のような年月が作り出すのだろうなと感じました。

マレフィセントの感情がダイレクトに画面から伝わってきて、一緒に怒ったり泣いたり微笑んだり、母と子で一緒に楽しめる映画でした。

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